天津祝詞

あまつのりと・禊祓詞

14

高天原の神々

高天原たかまのはら神留かむづま

神魯岐神魯美かむろぎかむろみ命以みこともちて

皇御祖神伊邪那岐命すめみおやかむいざなぎのみこと

筑紫つくし日向ひむかたちばな小戸をど阿波岐原あはぎはら

御禊祓みそぎはらたまとき

せる祓戸はらひど大神等おほかみたち

諸々もろもろ枉事罪穢まがごとつみけがれ

はらたまきよたまへとまをことよし

天津神国津神八百万あまつかみくにつかみやほよろづ神等共かみたちとも

あま斑馬ふちごま耳振みみふててこしせと

かしこかしこまを

現代語訳高天原の神々

高天原たかまのはらにお鎮まりしずまりになる神々の命かみがみのみことをもって、皇御祖神すめみおやのかみである伊邪那岐命いざなぎのみことが、

注記

「天津祝詞」の名で流布する文本には複数の系統があります。本ページは平田篤胤本を表示します。

冒頭

高天原の神々1 / 4

天津祝詞

前回の続きがあります

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天津祝詞

天津祝詞について

概要

高天原の神々と伊邪那岐命の禊を述べ、祓戸の大神等へ枉事・罪・穢れの祓い清めを願う詞です。

構成
4
本文量
124
注記
2

この祝詞で願うこと

  • 枉事・罪・穢れを祓い清めること
  • 天津神・国津神をはじめ八百万の神々へ願いを届けること

神々・対象

伊邪那岐命
阿波岐原で禊祓を行う皇御祖神
祓戸の大神等
枉事・罪・穢れの祓い清めを願う対象
天津神・国津神・八百万の神々
詞の結びで傾聴を願う神々

由来と位置づけ

平田篤胤の『大祓詞正訓 附天津祝詞』に伝わる系統です。「天津祝詞」と呼ばれる文本には複数の伝承があり、この詞は伊邪那岐命の禊と祓戸神の働きを中心に構成されます。

本文の流れ

全4節で、「高天原の神々」から「八百万の神々への結び」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 一節ごとの文が次の節へ続くため、四節を一続きの願いとして読むと主語と対象を捉えやすくなります。

  • 冒頭の高天原から禊の地へ移り、祓いの願いを述べた後、八百万の神々への呼びかけで結びます。

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