拝祓処神等詞

はいはらひどのかみたちのことば

13

伊邪那岐命の禊

殊別て、掛巻も畏き神伊邪那岐命ことわけてかけまくもかしこきかむいざなぎのみこと

筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に禊祓給ふ時につくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらにみそぎはらひたまふときに

生坐せる祓処の神等あれませるはらひどのかみたち

万の枉事罪穢を祓給ひ清給ひてよろづのまがことつみけがれをはらひたまひきよめたまひて

神事をも善しく仕奉しめ給へとかむわざをもよくつかへまつらしめたまへと

畏み畏みも拝み奉るかしこみかしこみもをがみまつる

現代語訳伊邪那岐命の禊

とりわけ、くちにするのも畏れ多いおそれおおい神伊邪那岐命かむいざなぎのみことが、筑紫つくし日向ひむかたちばな小戸おど阿波岐原あわぎはら禊祓みそぎはらいをなさったときに、

注記

底本は「神伊邪那岐命」を「かむいざなぎのみこと」と読ませます。地名表記は資料による異同があります。

冒頭

伊邪那岐命の禊1 / 3

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