拝祓処神等詞

はいはらひどのかみたちのことば

13

伊邪那岐命の禊

殊別ことわけて、掛巻かけまくかしこ神伊邪那岐命かむいざなぎのみこと

筑紫つくし日向ひむかたちばな小戸をど阿波岐原あはぎはら禊祓給みそぎはらひたまとき

生坐あれませる祓処はらひど神等かみたち

よろづ枉事罪穢まがことつみけがれ祓給はらひたま清給きよめたまひて

神事かむわざをも善しくよく仕奉しめつかへまつらしめ給へたまへ

かしこかしこみもをがまつ

現代語訳伊邪那岐命の禊

とりわけ、くちにするのも畏れ多いおそれおおい神伊邪那岐命かむいざなぎのみことが、筑紫つくし日向ひむかたちばな小戸おど阿波岐原あわぎはら禊祓みそぎはらいをなさったときに、

注記

底本は「神伊邪那岐命」を「かむいざなぎのみこと」と読ませます。地名表記は資料による異同があります。

冒頭

伊邪那岐命の禊1 / 3

拝祓処神等詞

前回の続きがあります

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拝祓処神等詞

拝祓処神等詞について

概要

伊邪那岐命の禊で生まれた祓処の神々へ、罪穢の祓いと、神事を過ちなく務められるよう願う歴史的な朝拝の詞です。

構成
3
本文量
83
注記
2

この祝詞で願うこと

  • 罪穢の祓い清めを願うこと
  • 神事を善く務められるよう願うこと

神々・対象

伊邪那岐命
禊を行い、祓処の神々が生まれる契機となる神
祓処の神々
罪穢の祓いと神事の助けを願う対象

由来と位置づけ

『毎朝神拝詞記』に収められた近代の詞で、伊邪那岐命の禊神話を起点とします。題名と詞中では、現在広く見られる「祓戸」とは異なる「祓処」の表記を用います。

本文の流れ

全3節で、「伊邪那岐命の禊」から「神事の願い」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 禊の由来、祓処の神々の誕生、神事への願いという順で進みます。

  • 同じ禊神話を述べる祓詞とは別の歴史本文として区別して読みます。

拝祓処神等詞

目次

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