稲荷祝詞

いなりのりと

16

稲荷大神への拝礼

掛けまくも畏き稲荷大神の大前にかけまくもかしこきいなりのおほかみのおおまえに

恐み恐みも白さくかしこみかしこみもまをさく

朝に夕に勤み務むる家の産業をあしたにゆふべにいそしみつとむるいへのなりはひを

緩ぶ事なく怠る事なくゆるぶことなくおこたることなく

弥奨めに奨め賜ひ弥助けに助け賜ひていやすすめにすすめたまひいやたすけにたすけたまひて

家門高く吹き興さしめ賜ひいへかどたかくふきおこさしめたまひ

堅磐に常磐に命長くかきはにときはにいのちながく

子孫の八十連属に至るまでうみのこのやそつづきにいたるまで

茂し八桑枝の如く立ち栄えしめ賜ひいかしやくはえのごとくたちさかえしめたまひ

家にも身にも枉神の枉事あらしめずいへにもみにもまがかみのまがごとあらしめず

過ち犯す事のあらむをばあやまちおかすことのあらむをば

神直日大直日に見直し聞き直しましてかむなほひおほなほひにみなほしききなほしまして

夜の守り日の守りに守り幸へ賜へとよのまもりひのまもりにまもりさきはへたまへと

恐み恐みも白すかしこみかしこみもまをす

現代語訳稲荷大神への拝礼

くちにするのも畏れ多いおそれおおい稲荷大神いなりのおおかみ御前みまえで、慎んつつしん申し上げもうしあげます。

注記

稲荷祝詞は神社・地域・文献によって本文が異なります。本ページは複数の公開全文で一致する一般流布本を表示しています。

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