拝竈神等詞

はいかまどのかみたちのことば

13

竈に斎く神々

殊別ことわけて、竈処かまどに斎いつき奉まつる火産霊神ほむすびのかみ、奥津比古おきつひこおき、奥津比売神つひめのかみの御前みまへを

慎つつしみ敬うやまひ、今日けふも賜たまはる天津火あまつひを天あめの香山かぐやまの火ひと令受うけしめて

枉神まがつかみの禍事在まがごとあらせず、諸もろもろの穢けがれを清きよめ給たまひて

厳いづの御霊みたまを幸さきはへ給たまへと、畏かしこみ畏かしこみも拝をがみ奉まつる

現代語訳竈に斎く神々

とりわけ、竈かまどに斎きいつき祀るまつる火産霊神ほむすびのかみ、奥津比古おきつひこ、奥津比売神おきつひめのかみの御前みまえを、

注記

底本は「奥津比古」の直後に「神」を置きません。本文の語形を保ち、後世の竈神・荒神の名称を補っていません。

冒頭

竈に斎く神々1 / 3

拝竈神等詞

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拝竈神等詞

拝竈神等詞について

概要

竈に斎き祀る火の神々へ、日々用いる火が清らかに保たれ、災いなく幸いがあるよう願う歴史的な朝拝の詞です。

構成
3節
本文量
94字
注記
2件

この祝詞で願うこと

  • 竈の神々を拝礼すること
  • 火の清浄と日々の守りを願うこと
  • 家の幸いを願うこと

神々・対象

火産霊神・奥津比古・奥津比売神
竈に斎き祀り、火の清浄と守りを願う神々

由来と位置づけ

『毎朝神拝詞記』に収められた近代の詞で、竈の火を神聖な「天津火」として扱います。三柱の神々を、火と煮炊き、家の安泰を守る存在として拝します。

本文の流れ

全3節で、「竈に斎く神々」から「清めと幸い」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 竈の神々への拝礼、天津火、清めと幸いという順で進みます。

  • 「天の香山の火」が指す伝承上の位置づけには解釈の幅があります。

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