拝思慮神等詞

はいおもひかねのかみたちのことば

13

思慮の神々への拝礼

殊別ことわけて、津速産霊神つはやむすびのかみ市千魂命いちだまのみこと興台産霊命こごとむすびのみこと天児屋根命あめのこやねのみこと

またみな八意思兼神やごころおもひかねのかみまたみな太詔戸命ふとのりとのみことまたみな櫛真智命くしまちのみこと御前みまへつつしうやま

思慮おもひかね智有さとりあらしめ、言美ことうるはしく

わざ弥進いやすすめすすたまひ、さきはたまへと

かしこかしこみもをがまつ

現代語訳思慮の神々への拝礼

とりわけ、津速産霊神つはやむすびのかみ市千魂命いちだまのみこと興台産霊命こごとむすびのみこと天児屋根命あめのこやねのみこと、そして底本ていほんがその別名べつめいとして挙げるあげる八意思兼神やごころおもいかねのかみ太詔戸命ふとのりとのみこと櫛真智命くしまちのみこと御前みまえ慎みつつしみ敬いうやまい

注記

後半の三つの神名を天児屋根命の別名として並べるのは、底本と『玉襷』に示される平田篤胤の説です。一般に共有された唯一の神名関係とは断定しません。

冒頭

思慮の神々への拝礼1 / 3

拝思慮神等詞

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拝思慮神等詞

拝思慮神等詞について

概要

思慮と言葉に関わる神々へ、知恵と言葉を整え、日々の務めを進めて幸いを得られるよう願う歴史的な朝拝の詞です。

構成
3
本文量
104
注記
2

この祝詞で願うこと

  • 知恵を明らかにすること
  • 言葉を整え、務めを滞りなく進めること
  • 日々の幸いを願うこと

神々・対象

八意思兼神
思慮と知恵を明らかにする神として拝する対象
太詔戸命・櫛真智命・天児屋根命
言葉と務めに関わる神々として本文に並ぶ対象

由来と位置づけ

『毎朝神拝詞記』と平田篤胤の解説に伝わる近代の詞です。本文に並ぶ神名の関係には平田篤胤の説が含まれるため、一般に共有された唯一の神格関係とは断定しません。

本文の流れ

全3節で、「思慮の神々への拝礼」から「務めと幸い」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 思慮の神々への拝礼から、知恵、言葉、務め、幸いの願いへ進みます。

  • 後半三神を天児屋根命の別名として並べるのは、この本文系統に伝わる一つの神名理解です。

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