四つの清浄
天清浄 地清浄 内外清浄
六根清浄と祓ひ給ふ
てんちいっさいしょうじょうはらい
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天・地・内外・六根が清浄になるよう、お祓いくださると唱えます。
1686年の『伊勢講并参宮儀式』には、人清浄を含む近い唱えことばが確認できます。本ページは1908年刊本の四句を表示しています。
天の清浄とは、天にある七曜・九曜・二十八宿を清めることだと述べます。
七曜・九曜・二十八宿は、東アジアの天文・暦・星辰信仰に由来する語です。現代天文学上の分類ではありません。
地の清浄とは、地にある三十六の神々を清めることだと述べます。
「三十六神」が指す神々の構成には、伝承や注釈による違いがあります。本ページでは個々の神名を補っていません。
内外の清浄とは、家内にまつられる三宝大荒神を清めることだと述べます。
三宝大荒神は、仏教・修験・民間信仰と結びついて家や竈を守る神としてまつられてきた神格です。三柱の神という意味には限定しません。
六根の清浄とは、その身と体の穢れを祓い清めてくださることだと述べます。
六根は仏教で眼・耳・鼻・舌・身・意を指す語です。この本文は神道の祓と仏教語が結びついた伝承を示します。
意訳を含みます
八百万の神々みなで、若い牡鹿が八つの耳を振り立てるように、この祈りをよくお聞き届けくださいと申し上げます。
「八の御耳」は多数の耳を文字どおり描写するというより、よく聞くことを強調する定型的な表現として訳しています。
冒頭
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