初宮参祝詞

はつみやまゐりのりと

13

氏神への奉告

掛巻かけまくかしこ大神おほかみ大前おほまへに、かしこかしこみもまをさく

氏子何某うぢこなにがし真名子何某まなごなにがし大神おほかみ御霊みたま恩頼ふゆ蒙りてかがふりて

たいらけくやすらけく誕生たんじやうして、すで百余十日ももあまりとをかりぬるゆゑ

今日けふ生日いくひ足日たるひ祝ひいはひ定めてさだめて大前おほまへ参りまゐり出でいで礼代ゐやじろ幣帛みてぐら捧げささげ持ちてもちて

をろがつかまつらくを真具まつぶさこしして

今日けふはじめて諸々もろもろ禍事まがごとなく、病事やまひごとなく、わづらはしきことなく

弥健いやすこやか弥向栄いやむかさかたしめたまへと、かしこかしこみもまを

現代語訳氏神への奉告

意訳を含みます

氏神うじがみである大神おおかみ御前みまえに、畏れおそれ敬っうやまっ申し上げますもうしあげます氏子何某うじこなにがし何某なにがし大神おおかみ恵みめぐみ受けうけたことを奉告しますほうこくします

注記

親と子の名を入れる可変箇所を、底本どおり「氏子何某」「真名子何某」として残しています。「御霊の恩頼」は神の働き・恵みとして訳しました。

冒頭

氏神への奉告1 / 3

初宮参祝詞

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初宮参祝詞

初宮参祝詞について

概要

子どもが初めて氏神へ参拝したことを奉告し、神の恵みのもとで災いなく健やかに成長するよう願う明治期の初宮参祝詞です。

構成
3
本文量
167
注記
3

この祝詞で願うこと

  • 子どもの初宮参りを氏神へ奉告すること
  • これまでの成長へ感謝すること
  • 今後の健やかな成長を願うこと

神々・対象

氏神
子どもの初参拝を奉告し、成長の守護を願う神
初宮参りの子ども
健やかな成長を願われる対象

由来と位置づけ

1901年刊の祭式集に収められた初宮参りの作例です。親子の名を告げ、誕生から参拝までの節目に感謝の幣帛を奉り、子どもの将来を祈ります。

本文の流れ

全3節で、「氏神への奉告」から「健やかな成長の祈り」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 氏神への奉告、初宮参りと幣帛、成長の祈りへ進みます。

  • 「氏子何某」「真名子何某」は親と子の名へ読み替える箇所です。

  • 百余十日という記述は歴史作例で、現在の参拝日を一律に定めるものではありません。

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