祈平産祝詞

へいさんをいのるのりと

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妊娠の節目を奉告する

掛巻かけまくも畏かしこき吾大神あがおほかみの大前おほまへに何某畏なにがしかしこみ畏かしこみも白まをさく

何某妻孕なにがしつまはらみて胎月うみつきに当あたりぬる故ゆゑに、今日けふを生日いくひの足日たるひと斎いはひ定さだめて

奉たてまつる礼代ゐやじろの幣帛みてぐらを安幣帛やすみてぐらの足幣帛たるみてぐらと置おき足たらはして聞きこし食めして

高たかき貴たふとき恩頼みたまのふゆを以もちて、苦くるしむ事ことなく安やすく平たいらけく産うみ竟をへ給たまひて

母子ははこ諸共ともに害がいなく事こと障るさはる事ことなく、弥いや健にすこやかに弥いや向栄にむかさかに守りまもり幸へさきはへ給へたまへと

畏かしこみ畏かしこみも白まをす

現代語訳妊娠の節目を奉告する

意訳を含みます

畏れ多いおそれおおい大神おおかみの御前みまえに、何某なにがしが慎んでつつしんで申し上げますもうしあげます。何某なにがしの妻つまが身ごもりみごもり、出産しゅっさんの月つきを迎えたむかえたため、今日きょうをよき日よきひとして斎いいわい定めさだめました。

注記

「何某」は奉告する人や妻の名を入れる可変箇所です。「胎月」はこの作例では出産を迎える時期として限定的に訳しました。

冒頭

妊娠の節目を奉告する1 / 3

祈平産祝詞

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祈平産祝詞

祈平産祝詞について

概要

妊娠の節目を神へ奉告して幣帛を供え、出産が穏やかに進み、母子が無事で子どもが健やかに育つよう願う明治期の祝詞です。

構成
3節
本文量
145字
注記
3件

この祝詞で願うこと

  • 妊娠と出産の時期を奉告すること
  • 母子の無事を願うこと
  • 子どもの健やかな成長を願うこと

神々・対象

安産と母子を守る神
妊娠を奉告し、出産と母子の無事を願う対象

由来と位置づけ

1901年刊の祭式集に収められた平産祈願の作例です。妊娠の経過を節目として神へ告げ、供えを整えて出産とその後の成長までを祈ります。

本文の流れ

全3節で、「妊娠の節目を奉告する」から「出産と母子の無事を願う」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 妊娠の奉告、幣帛、出産と母子の願いへ進みます。

  • 「何某」は奉告する人や妊婦の名へ読み替える箇所です。

  • 歴史的な祈願文であり、妊婦健診や医療上の判断に代わるものではありません。

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