天満宮祝詞

てんまんぐうのりと

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文道の大神

掛巻かけまくも畏かしこき天満宮菅原大神てんまんぐうすがはらのおほかみの広前ひろまへに、清きよまり浄きよまりて、慎つつしみ敬うやまひ畏かしこみ畏かしこみも白まをさく

天皇すめらみことを輔佐奉たすけまつり、天下あめのしたの大政おほみまつりごとを所聞食きこしめし、国家くにいへを治をさめ万民おほみたからを撫育なでやし給なひたまひ

忠誠まめやかなることは日月ひつきと並ならび、仁慈うつくしみは天地あめつちと斉ひとしく、文道ふみのみちの大神おほかみに坐ます

高たかき御功績みいさをは菅原すがはらの中津国なかつくにより海隔うみへだつる異国々ことくにぐにまでも、鳥とりの跡久あとひさしく止とどまり、正木まさきの葛永久かづらとこしへに伝つたはり

貴たふときも賤いやしきも老おいたるも若わかきも恩頼みたまのふゆを蒙かがふり、読書筆跡ふみよみもの業かくわざを為なし、世よを渡わたり家いへを治をさむ

尊みたふとみ奉りまつり、由貴ゆきの御酒みき・御饌みけ・宇豆うづの御幣みてぐらを捧げささげ、請ひこひ祈りのみ白すまをす事ことの由よしを平けくたいらけく安けくやすらけく所聞食してきこしめして

皇御孫命すめみまのみことの大御世おほみよを堅磐かきはに常磐ときはに斎いはひ奉まつり、四方よもの国くにの青人草等あをひとくさどもに種々くさぐさの福さきはひを幸さきはへ給たまひ

家内やうちの諸人もろひ・親族とやからに災難無わざはひなく、文筆学術ふみものかくわざを成就なし、夜いでよの守まもり日ひの守まもりに守幸まもりさきはへ給たまへと畏かしこみ畏かしこみも白まをす

現代語訳文道の大神

意訳を含みます

畏れ多いおそれおおい菅原大神すがわらのおおかみの御前みまえに、身みを清めきよめ、謹んでつつしんで申し上げますもうしあげます。この祝詞のりとは、朝廷を支えちょうていをささえ、国くにを治めおさめて人々を慈しんだひとびとをいつくしんだ働きはたらきと、忠誠ちゅうせいと仁慈じんじを称えたたえ、菅原大神すがわらのおおかみを文道ぶんどうの大神おおかみとして仰ぎあおぎます。

注記

菅原道真の生涯を述べる近代の祝詞です。歴史上の官職・政治的評価を網羅する伝記ではなく、この詞章が示す称え方として訳しています。

冒頭

文道の大神1 / 3

天満宮祝詞

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天満宮祝詞

天満宮祝詞について

概要

菅原道真公を学問・文筆の大神として称え、神饌を奉り、家と学びの平安、志の成就を願う近代の祝詞です。

構成
3節
本文量
300字
注記
3件

この祝詞で願うこと

  • 菅原大神の学問と文筆の働きを称えること
  • 学びと志の成就を願うこと
  • 家の平安を願うこと

神々・対象

菅原大神
学問・文筆を守り、学びの成就を願う神

由来と位置づけ

菅原道真公の生涯と文道の広がりを称揚し、1891年刊本に収めた近代の詞章です。歴史上の人物の網羅的な伝記ではなく、天満宮信仰における神徳を中心に述べます。

本文の流れ

全3節で、「文道の大神」から「供えと学びの願い」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 文道の大神、学びと文筆の広がり、供えと願いという三節です。

  • 「鳥の跡」は文字・書の道を指す古い比喩です。

  • 学びの成就は祈願内容であり、試験結果を保証するものではありません。

天満宮祝詞

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