天満宮祝詞

てんまんぐうのりと

13

文道の大神

掛巻かけまくかしこ天満宮菅原大神てんまんぐうすがはらのおほかみ広前ひろまへに、きよまりきよまりて、つつしうやまかしこかしこみもまをさく

天皇すめらみこと輔佐奉たすけまつり、天下あめのした大政おほみまつりごと所聞食きこしめし、国家くにいへをさ万民おほみたから撫育なでやなひたま

忠誠まめやかなること日月ひつきならび、仁慈うつくしみ天地あめつちひとしく、文道ふみのみち大神おほかみ

たか御功績みいさを菅原すがはら中津国なかつくにより海隔うみへだつ異国々ことくにぐにまでも、とり跡久あとひさしくとどまり、正木まさき葛永久かづらとこしへつたはり

たふときいやしきおいたるわかき恩頼みたまのふゆかがふり、読書筆跡ふみよみもかくわざし、わたいへをさ

尊みたふとみ奉りまつり由貴ゆき御酒みき御饌みけ宇豆うづ御幣みてぐら捧げささげ請ひこひ祈りのみ白すまをすことよし平けくたいらけく安けくやすらけく所聞食してきこしめして

皇御孫命すめみまのみこと大御世おほみよ堅磐かきは常磐ときはいはまつり、四方よもくに青人草等あをひとくさども種々くさぐささきはひさきはたま

家内やうち諸人もろひ親族とやから災難無わざはひなく、文筆学術ふみものかくわざ成就し、いでよまもまもりに守幸まもりさきはたまへとかしこかしこみもまを

現代語訳文道の大神

意訳を含みます

畏れ多いおそれおおい菅原大神すがわらのおおかみ御前みまえに、清めきよめ謹んでつつしんで申し上げますもうしあげます。この祝詞のりとは、朝廷を支えちょうていをささえくに治めおさめ人々を慈しんだひとびとをいつくしんだ働きはたらきと、忠誠ちゅうせい仁慈じんじ称えたたえ菅原大神すがわらのおおかみ文道ぶんどう大神おおかみとして仰ぎあおぎます。

注記

菅原道真の生涯を述べる近代の祝詞です。歴史上の官職・政治的評価を網羅する伝記ではなく、この詞章が示す称え方として訳しています。

冒頭

文道の大神1 / 3

天満宮祝詞

前回の続きがあります

前回読んでいたところから再開しますか?

天満宮祝詞

目次

天満宮祝詞

表示設定

組方向
読みの補助
言語English
文字サイズ
100%
配色
読む速さ

天満宮祝詞

訳文・訂正を送る

より自然な現代語訳の提案や、本文・読みの誤りがあればお知らせください。内容を確認してから反映します。