鎮御魂斎戸祭祝詞

しづみたまのいはひどのまつりののりと

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瑞の御殿と御衣

高天たかまはら神留りかむづまり皇親神漏伎すめらがむつかむろぎ神漏美かむろみみこと以ちてもちて

皇御孫之命すめみまのみこと豊葦原とよあしはら水穂国みづほのくに安国やすくにさだまつりて

下津磐根したついはね宮柱太敷みやばしらふとし高天たかまはら千木高知ちぎたかしりて

あめ御蔭みかげ御蔭みかげ称辞竟たたへごとをまつりてたてまつ御衣みそ上下備かみしもそなまつりて

宇豆うづ幣帛みてぐら明妙あかるたへ照妙てるたへ和妙にぎたへ荒妙あらたへ五色物いついろのもの

御酒みきみか辺高知へたかしみか腹満はらみならべて

山野やまぬもの甘菜あまな辛菜からな

青海原あをみはらもの鰭広物はたのひろもの鰭狭物はたのさもの奥津海菜おきつもは辺津海菜へつもはいたるまでに

雑物くさぐさのもの横山よこやまごと高成たかなして

たてまつ宇豆うづ幣帛みてぐら安幣帛やすみてぐら足幣帛たるみてぐらたいらけくきこして

すめらが朝庭みかど常磐ときは堅磐かきはいはまついか御世みよさきはまつたまひて

十二月しはすよりはじきた十二月しはすいたるまでに

たいらけく御坐所みましどころ御坐おはしまさしめたまへと

今年十二月ことししはすそれいはしづまつらくとまを

現代語訳瑞の御殿と御衣

意訳を含みます

皇祖こうそ神々かみがみ御心みこころによって豊葦原の水穂国とよあしはらのみずほのくに安らかやすらかくに定めさだめ堅固けんご宮柱みやばしら高いたかい千木ちぎ備えそなえ御殿ごてんを、てん御蔭みかげとして称えたたえます。そして上下かみしも御衣みそ整えてととのえて奉りたてまつります。

冒頭

瑞の御殿と御衣1 / 3

鎮御魂斎戸祭祝詞

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鎮御魂斎戸祭祝詞

鎮御魂斎戸祭祝詞について

概要

御衣と幣帛、山海の供物を奉り、御魂とその御座所が一年を通じて穏やかに鎮まるよう願う古代の祝詞です。

構成
3
本文量
299
注記
2

この祝詞で願うこと

  • 御魂と御座所の鎮まりを願うこと
  • 御衣・幣帛・山海の供物を奉ること
  • 一年を通じた平安を願うこと

神々・対象

御魂
御衣と供物を奉り、一年の穏やかな鎮まりを願う対象

由来と位置づけ

『延喜式』巻八に伝わる鎮御魂斎戸祭の祝詞です。鎮魂祭で用いた御衣などを御魂に関わるものとして御座所へ鎮める祭祀の文脈を持ちます。

本文の流れ

全3節で、「瑞の御殿と御衣」から「一年の鎮まり」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 瑞の御殿と御衣、幣帛と供物、一年の鎮まりという三節で構成されます。

  • 御殿・御衣・供物を重ねて、神の鎮まりを具体的に言祝ぐ構成です。

鎮御魂斎戸祭祝詞

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