御門祭祝詞

みかどのまつりののりと

14

御門を守る二柱

櫛磐牖くしいはまど豊磐牖命とよいはまどのみこ御名とみなまをこと

四方よも内外うちと御門みかど湯津磐村ゆついはむらごとさやますして

四方四角よもよすみよりうとあらあめ麻我都比まがつひかみはむ悪事まがこと

あひまじこり相口会あひくちあたま事無ことな

うへよりかばうへまもしたよりかばしたまも

ふせはらして

あしたにはみかどひらゆふべにはみかどてて

参入まゐ罷出いるまかづひとらし

とが過在あやまちあらむをば神直備かむなほび大直備おほなほび見直みなほなほして

たいらけくやすらけくつかまつらしめたまふがゆゑ

豊磐牖命とよいはまどのみこと櫛磐牖命くしいはまどのみこ御名とみな称辞竟たたへごとをまつらくとまを

現代語訳御門を守る二柱

意訳を含みます

櫛磐牖命くしいわまどのみこと豊磐牖命とよいわまどのみことは、四方しほう内外ないがい御門みかどに、神聖しんせい岩群いわむらのように堅くかたく鎮まるしずまる門の神々もんのかみがみです。

注記

二柱の神名は「櫛磐間戸命・豊磐間戸命」と表記される資料もあります。本ページは採用訓読の「牖」を保ちます。

冒頭

御門を守る二柱1 / 4

御門祭祝詞

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御門祭祝詞

御門祭祝詞について

概要

宮中の門を守る二柱をたたえ、内外から訪れる禍事を防ぎ、人々の出入りを朝夕に守るよう願う古代の祝詞です。

構成
4
本文量
213
注記
2

この祝詞で願うこと

  • 宮中の門を守ること
  • 禍事の侵入を防ぐこと
  • 人々の出入りの安全を願うこと

神々・対象

櫛磐牖命・豊磐牖命
宮中の門を守り、禍事を防ぐ二柱

由来と位置づけ

『延喜式』巻八に収められた御門祭の祝詞です。門を単なる建物の入口ではなく、禍を防ぎ内外を区切る祭祀上の境界として扱います。

本文の流れ

全4節で、「御門を守る二柱」から「見直し・聞き直しと結び」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 二柱への呼びかけから、禍の防御、門と出入りの守護、見直し・聞き直しへ進みます。

  • 神名には「間戸」と「牖」など資料による表記差があります。

御門祭祝詞

目次

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