御門祭祝詞

みかどのまつりののりと

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御門を守る二柱

櫛磐牖くしいはまど・豊磐牖命とよいはまどのみこと御名とみなを申まをす事ことは

四方よもの内外うちとの御門みかどに湯津磐村ゆついはむらの如ごとく塞さやり坐まして

四方四角よもよすみより疎うとび荒あらび来こむ天あめの麻我都比まがつひと云いふ神かみの言いはむ悪事まがことに

相あひまじこり相口会あひくちあへ賜たまふ事無ことなく

上うへより往ゆかば上うへを護まもり下したより往ゆかば下したを護まもり

待まち防ふせぎ掃はらひ却やり言いひ排さけ坐まして

朝あしたには門みかどを開ひらき夕ゆふべには門みかどを閉たてて

参入まゐり罷出いるまかづる人ひとの名なを問とひ知しらし

咎とが・過在あやまちあらむをば神直備かむなほび・大直備おほなほびに見直みなほし聞きき直なほし坐まして

平たいらけく安やすらけく仕つかへ奉まつらしめ賜たまふが故ゆゑに

豊磐牖命とよいはまどのみこと・櫛磐牖命くしいはまどのみこと御名とみなを称辞竟たたへごとをへ奉まつらくと白まをす

現代語訳御門を守る二柱

意訳を含みます

櫛磐牖命くしいわまどのみことと豊磐牖命とよいわまどのみことは、四方しほうの内外ないがいの御門みかどに、神聖しんせいな岩群いわむらのように堅くかたく鎮まるしずまる門の神々もんのかみがみです。

注記

二柱の神名は「櫛磐間戸命・豊磐間戸命」と表記される資料もあります。本ページは採用訓読の「牖」を保ちます。

冒頭

御門を守る二柱1 / 4

御門祭祝詞

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御門祭祝詞

御門祭祝詞について

概要

宮中の門を守る二柱をたたえ、内外から訪れる禍事を防ぎ、人々の出入りを朝夕に守るよう願う古代の祝詞です。

構成
4節
本文量
213字
注記
2件

この祝詞で願うこと

  • 宮中の門を守ること
  • 禍事の侵入を防ぐこと
  • 人々の出入りの安全を願うこと

神々・対象

櫛磐牖命・豊磐牖命
宮中の門を守り、禍事を防ぐ二柱

由来と位置づけ

『延喜式』巻八に収められた御門祭の祝詞です。門を単なる建物の入口ではなく、禍を防ぎ内外を区切る祭祀上の境界として扱います。

本文の流れ

全4節で、「御門を守る二柱」から「見直し・聞き直しと結び」までをたどります。

読む前に知っておきたいこと

  • 二柱への呼びかけから、禍の防御、門と出入りの守護、見直し・聞き直しへ進みます。

  • 神名には「間戸」と「牖」など資料による表記差があります。

御門祭祝詞

目次

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