土地と道の神々
此の所を領り坐す何大神、及び阿須波比伎神・八衢彦神・八衢姫神の大前に
畏み畏みも白さく
きりょさいのりと
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意訳を含みます
この土地を治める大神、阿須波比伎神、八衢彦神、八衢姫神の御前に、畏れ敬って申し上げます。
冒頭の「何大神」は祭を行う土地の神名を入れる可変箇所です。神々の組み合わせはこの明治期作例に従います。
意訳を含みます
何某が東の国へ旅立つにあたり、今日のよき日に御酒、御饌、さまざまな供え物を奉ります。平穏にお受け取りください。
「何某」は人名を入れる可変箇所です。「鳥が鳴く」は東にかかる古い枕詞として扱い、任意の旅行先へ書き換えていません。「ためつ物」は供物の意として訳しました。
意訳を含みます
曲がりくねる道や多くの川瀬を渡り、険しい山を越える時も、乗る馬がつまずきませんように。海を行く時も、湧き立つ波の中で船が傾きませんように。
馬と船は底本の時代の交通表現です。現在の特定の乗り物へ置き換えず、旅路全体の安全を願う歴史本文として表示します。
意訳を含みます
長い道中で行く手を遮るものも妨げもなく、平穏に旅を続けられるよう、畏れ敬って申し上げます。
旅の安全を願う歴史的な祈りであり、現代の交通規則、運行判断、保険、安全装備などに代わるものではありません。
冒頭
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