御杖代としての奉入
神嘗の幣を進る詞を申し畢へて、次に即ち申して云ふ
辞別きて申し給はく、今進る斎内親王は常の例に依りて三年斎ひ清まはりて、御杖代と定めて進り給ふ事は
皇御孫之尊を天地日月と共に常磐に堅磐に、平らけく安らけく大坐さしめむと
御杖代と進り給ふ御命を、大中臣、茂桙の中取り持ちて恐み恐みも申し給はくと申す
いつきのひめみこたてまつりいるるときののりと
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意訳を含みます
神嘗の幣帛を奉る詞に続き、別に申し上げます。今奉る斎内親王は、例に従って三年間斎み清まり、皇御孫之尊が天地・日月とともに末永く平安であるよう奉仕する御杖代と定められました。大中臣が神聖な桙を持ち、畏れ慎んでその御命を申し上げます。
「御杖代」は神に近く仕える斎王の役割を表す歴史的語です。現行制度を説明するものではありません。
冒頭
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