斎内親王奉入時祝詞

いつきのひめみこたてまつりいるるときののりと

11

御杖代としての奉入

神嘗かむにへみてぐらたてまつことばまをへて、次に即ち申して云ふつぎにすなはちまをしていはく

辞別ことわきてまをたまはく、今進いまたてまつ斎内親王いつきのひめみこつねためしりて三年斎みとせいはきよまはりて、御杖代みつゑしろさだめてたてまつたまこと

皇御孫之尊すめみまのみこと天地日月あめつちつきひとも常磐ときは堅磐かきはに、たいらけくやすらけく大坐おほまさしめむと

御杖代みつゑしろたてまつたま御命おほみことを、大中臣おほなかとみ茂桙いかしほこ中取なかとちてかしこかしこみもまをたまはくとまを

現代語訳御杖代としての奉入

意訳を含みます

神嘗かんなめ幣帛へいはく奉るまつることば続きつづき別にべつに申し上げますもうしあげますいま奉るまつる斎内親王いつきのひめみこは、れいに従ってにしたがって三年間さんねんかん斎み清まりいわいきよまり皇御孫之尊すめみまのみこと天地てんち日月じつげつとともに末永くすえながく平安へいあんであるよう奉仕ほうしする御杖代みつえしろ定めさだめられました。大中臣おおなかとみ神聖しんせいほこ持ちもち畏れおそれ慎んつつしんでその御命ごめい申し上げますもうしあげます

注記

「御杖代」は神に近く仕える斎王の役割を表す歴史的語です。現行制度を説明するものではありません。

冒頭

御杖代としての奉入1 / 1

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