斎内親王奉入時祝詞

いつきのひめみこたてまつりいるるときののりと

11

御杖代としての奉入

神嘗かむにへの幣みてぐらを進たてまつる詞ことばを申まをし畢をへて、次に即ち申して云ふつぎにすなはちまをしていはく

辞別ことわきて申まをし給たまはく、今進いまたてまつる斎内親王いつきのひめみこは常つねの例ためしに依よりて三年斎みとせいはひ清きよまはりて、御杖代みつゑしろと定さだめて進たてまつり給たまふ事ことは

皇御孫之尊すめみまのみことを天地日月あめつちつきひと共ともに常磐ときはに堅磐かきはに、平たいらけく安やすらけく大坐おほまさしめむと

御杖代みつゑしろと進たてまつり給たまふ御命おほみことを、大中臣おほなかとみ、茂桙いかしほこの中取なかとり持もちて恐かしこみ恐かしこみも申まをし給たまはくと申まをす

現代語訳御杖代としての奉入

意訳を含みます

神嘗かんなめの幣帛へいはくを奉るまつる詞ことばに続きつづき、別にべつに申し上げますもうしあげます。今いま奉るまつる斎内親王いつきのひめみこは、例れいに従ってにしたがって三年間さんねんかん斎み清まりいわいきよまり、皇御孫之尊すめみまのみことが天地てんち・日月じつげつとともに末永くすえながく平安へいあんであるよう奉仕ほうしする御杖代みつえしろと定めさだめられました。大中臣おおなかとみが神聖しんせいな桙ほこを持ちもち、畏れおそれ慎んでつつしんでその御命ごめいを申し上げますもうしあげます。

注記

「御杖代」は神に近く仕える斎王の役割を表す歴史的語です。現行制度を説明するものではありません。

冒頭

御杖代としての奉入1 / 1

斎内親王奉入時祝詞

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斎内親王奉入時祝詞

斎内親王奉入時祝詞について

概要

斎内親王を天照坐皇大神の御杖代として神宮へ奉り入れることを告げる、斎王制度に関わる古代の詞です。

構成
1節
本文量
145字
注記
2件

この祝詞で願うこと

  • 斎内親王を御杖代として奉ること
  • 神に近く仕える役割を奉告すること

神々・対象

天照坐皇大神
斎内親王を御杖代として奉る対象
斎内親王
神に近く仕える御杖代として奉り入れられる人

由来と位置づけ

『延喜式』に伝わる斎内親王奉入時の詞です。「御杖代」は斎王が神に近く仕える歴史的な役割を表し、現行の制度を説明する語ではありません。

本文の流れ

「御杖代としての奉入」を一節に収めています。

読む前に知っておきたいこと

  • 一節で斎内親王の立場と奉入を直接告げます。

  • 制度上の役割を示す詞であり、一般的な個人祈願の文面ではありません。

斎内親王奉入時祝詞

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斎内親王奉入時祝詞

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